【爆音映画祭】ロッキー・ホラー・ショーのパフォーマンス付き上映に行ってきたよ
歌って踊って楽しんだもん勝ちなロックミュージカル
『ロッキー・ホラー・ショー』(The Rocky Horror Picture Show/1975/イギリス)
監督:ジム・シャーマン 出演者:スーザン・サランドン、バリー・ボストウィック、リチャード・オブライエン
イロイロぶっ飛んでます。
今年も爆音映画祭 in 福岡が開催!ということで、行ってきました『ロッキー・ホラー・ショー』!カルトムービーとして名高い本作ですが、今までちゃんと観たことがなかったんですよね。今回はパフォーマンス付きの上映ということで、タンバリンを持参しつつドキドキしながら参加しましたが、想像以上に楽しかったです。
映画を上映しながら、スクリーン前の舞台ではコスプレしたキャストの方たちが、スクリーンと同じパフォーマンスを繰り広げるという、一粒で二度美味しいこの感じ。観客は野次(ツッコミ?)を飛ばしたり、立ち上がってみんなで踊ったり、紙吹雪をまいたり、ミュージカルシーンでは楽器などで音を出しながら、それぞれ楽しむというパーティースタイル、これが『ロッキー・ホラー・ショー』の楽しみ方のようです。キャストの方以外でもコスプレしてる人がちらほらいて、会場はハロウィンっぽい雰囲気になってました。
あらすじ:城に迷い込んだらイカれた奴らがいっぱいいました。
ブラッド(バリー・ボストウィック)とジャネット(スーザン・サランドン)は、恩師であるスコット博士(ジョナサン・アダムス)のもとへ向かっている途中で車がパンクしてしまいます。電話を借りようと近くにあった城を訪ねると、そこでは奇妙なダンスパーティーが開かれていました。参加者はなんだか変な人たちばかり…2人は逃げることさえままならなくなってしまいます。
- 音楽がノリノリ
- ツッコミどころ満載の突飛な展開
- パーティー形式の上映だとなお楽しい!
あらすじは途中から意味をなくしていくほどの突飛な展開の連続でした。えっこれってSFだったの?とか、この衣装さらっと着てるけどすごく変…とか頭の中でツッコミが止まりません。低予算で作られたというチープな雰囲気が、また笑えて面白かった。それでいながら、セクシャルマイノリティやカニバリズムなどを含んだディープな内容が、カルト映画の代表格たる所以なんだろうなぁ。
ま、そんなに深いことを考えずにとにかく楽しめればオールOK!という映画です。音楽はどれもノリノリで本当にかっこいいし、ダンスを覚えてみんなで踊れるのも楽しかった!『ロッキー・ホラー・ショー』を楽しめるイベントは各地で頻繁に開催されているようなので、お祭り騒ぎ好きな人には是非おすすめです。ファンクラブLIP’Sさんのサイトにイベント情報など載っていますのでチェック。
[Photo: © 1975 Houtsnede Maatschappij N.V. Renewed © 2003 Twentieth Century Fox Film Corporation.]
ロッキー!