2014年観て良かった映画をまとめました
劇場で観た新作と再上映作品からそれぞれ4本ずつピックアップ
2014年に劇場で観た映画の中から、良かったものをピックアップしてみました。といっても数はあんまり多くは観てないんだけど。新作の他に、リバイバル上映で観た名作がどれも良かったです。
『アイム・ソー・エキサイテッド!』(Los amantes pasajeros/2013/スペイン)
監督:ペドロ・アルモドバル 出演者:カルロス・アレセス、ハビエル・カマラ、ラウル・アレバロ、ロラ・ドゥエニャス、セシリア・ロス
あらすじ:飛行機の中でトラブルが起こります。
下ネタ満載のおバカコメディー。観た人の評価はあまり高くないみたいですが、エンターテイメントとして笑い飛ばす映画としては良作だと思います。アルモドバルってこんなのも撮るのか!という新鮮さもあり楽しかったです。オネエの客室乗務員3人組がキュートでした。
[Photo: © 2013 El Deseo D.A., S.L.U.]
『ぼくたちの家族』(2014/日本)
監督:石井裕也 出演者:妻夫木聡、池松壮亮、原田美枝子、長塚京三
あらすじ:お母さんが難病に冒されます。
この手の病気絡みのストーリーは観てて辛いのであんまり好みではないけど、「石井裕也が撮る家族」というものを観たくて鑑賞しました。これは決して特別なことではなく誰の身にも起こり得ることというような描き方で、やたらと現実感があり、感情よりも仕事やお金の心配の方に意識がいってしまった。実体験を元にしたという原作は読んでないけど、美化されないようにと現在進行形で執筆されていたそうで、その意思を継いだ雰囲気は出ていたんじゃないかな。
[Photo: © 2013 「ぼくたちの家族」製作委員会]
『まほろ駅前狂騒曲』(2014/日本)
監督:大森立嗣 出演者:瑛太、松田龍平、高良健吾、真木よう子、本上まなみ
あらすじ:まほろで便利屋を営む多田と行天コンビがまたまた事件に巻き込まれます。
好きなシリーズがまた映画になって嬉しい!お馴染みのまほろメンバーが出てくるだけで和む!ずっとゆる〜く続いてほしいです。
[Photo: © 2014 「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会]
『日々ロック』(2014/日本)
監督:入江悠 出演者:野村周平、二階堂ふみ
あらすじ:ヘタレなロッカーがある女の子と出会ってちょっと変わります。
ライブシーンは本当にぐっときたなぁー。パワーもらえます。入江悠監督作品、他にも色々観てみたくなりました。
[Photo: © 2014 「日々ロック」製作委員会]
『ぼくの伯父さん』(Mon Oncle/1958/フランス・イタリア)
監督:ジャック・タチ 出演:ジャック・タチ
あらすじ:のんきなおじさんがヘマしてばかりだけどみんなに愛されます。
ジャック・タチ映画祭で鑑賞。生涯観続けたい素晴らしい映画です。スケジュールの都合で『プレイタイム』や『トラフィック』など他の作品を鑑賞できなかったことが悔やまれます…。
[Photo: © 1958 Les Films de Mon Oncle – Specta Films C.E.P.E.C.]
『俺たちに明日はない』(Bonnie and Clyde/1967/アメリカ)
監督:アーサー・ペン 出演者:フェイ・ダナウェイ、ウォーレン・ベイティ
あらすじ:偶然出会ったクライドとボニーが犯罪を繰り返しながら逃亡します。
この映画もスクリーンで観れて良かった!伝説のラストシーンの迫力と、その後ばっさりと終わるあの感じを、映画館で観客みんなで共有できたのも趣がありました。
[Photo: © 1968 Warner Bros. Entertainment Inc.]
『ロッキー・ホラー・ショー』(The Rocky Horror Picture Show/1975/イギリス)
監督:ジム・シャーマン 出演者:スーザン・サランドン、バリー・ボストウィック、リチャード・オブライエン
あらすじ:城に迷い込んだらイカれた奴らがいっぱいいました。
【爆音映画祭】ロッキー・ホラー・ショーのパフォーマンス付き上映に行ってきたよ
パフォーマンス付き上映で爆音で楽しみました。声を出したり写真を撮ったり、通常の映画の楽しみ方と違うのも面白い体験でした。
[Photo: © 1975 Houtsnede Maatschappij N.V. Renewed © 2003 Twentieth Century Fox Film Corporation.]
『パルプ・フィクション』(Pulp Fiction/1994/アメリカ)
監督:クエンティン・タランティーノ 出演者:ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソン、ブルース・ウィリス
あらすじ:殺し屋たちとその周辺の人たちの物語。
2014年、映画館での鑑賞納めはこの映画。これも爆音映画祭で鑑賞しました。最高に楽しい映画体験ができました。爆音映画祭は来年も楽しみ!
[Photo: © 1994 Miramax Film Corp.]
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